久万高原町では、業務委託して4年目に入った「林業成長産業化モデル事業」に加えて、森林環境譲与税を活用した「新たな森林管理制度」による森林整備を愛媛県や森林組合と連携して進めていくため、久万広域森林組合本所敷地内(木工プラザ跡)に「中予山岳流域林業活性化センター」事務所を、4月20日に開設しました(新型コロナ対策のために式典等は行っておりません)。
林業成長産業化モデル事業の取り組みにおいては、「久万材」のブランド化と有利販売を実現し、その利益を持続的に林業経営を行うものに還元できる仕組みの実現を目標に事業を行っています。
また新たな森林経営管理制度の取り組みにおいては、適切な経営管理が行われていない森林について、町が森林所有者の委託を受け経営管理したり、林業経営の効率化と森林の適正管理を促進していくことで、町内の森林を美しく、災害に強く経済的価値のあるものに保てるよう取り組んで参ります。
これらにより久万林業の発展に貢献することで町の目標である「林業日本一のまち」にふさわしい山林づくりをお手伝いして参ります。